金融系のWebサイトを作成することが多い。具体的には、保険や株式、税金などだ。金融系の仕事を長年していたこともあり、コンテンツ更新も苦にならない。
一般的に金融系広告は単価が高い。AdSenseでも、成果報酬型アフィリエイトでも、金融系は高いように感じる。
だが、必ずしも「単価が高い=大きく稼げる」にはならない。単価の高い金融系サイトを運営しても、大きく稼げるとは限らないのだ。
例えば、月100万pvの金融系サイトでも、月100万円を超えないことはザラである。クリック型報酬のAdSenseがメインならば、月50万円も難しいかもしれない。
自分の場合、AdSenseからスタートしたこともあり、月20~30万円で行き詰ってしまった。アフィリエイトを開始して2年目の、2012年の頃だ。
成果の出やすいamazonを突破口に、成果報酬型アフィリエイトにも同時進行的に取り組んだが、全く成果に結び付かなかった。自分にアフィリエイトの才能はないと、真剣に悩んでいた。
だが、2013年に入ると状況が激変する。成果報酬型アフィリエイトが爆発的に増えたことで、月100万円をあっさり突破した。
ところが、この頃の稼ぎ頭は、金融系の広告案件ではなかった。今でこそ、金融系広告で大きく稼げるようになったが、この当時はあまり稼げなかった。その代わり、運営サイトにおいては主流から外れる別の広告案件が、意外なことに大きく稼いでくれたのだ。
ここら辺がアフィリエイトの難しさであり、面白さでもある。
実体験から言えることは、アフィリエイトで大きく稼ぎたいならば、取り合えず様々なことにチャレンジした方がいい。正直なところ、何が当たるかやってみないと分からないからだ。
また、高単価の案件にこだわる必要は全くない。アフィリエイトで大きく稼ぐ7つのコツ(+α)の通り、単価が安くても大きく稼ぐことは十分可能だ。
自分のように、意外な広告案件が大きく稼いでくれるかもしれない。
この広告案件を掲載したコンテンツは、実はあまり期待していなかった。運営する金融系サイトのコンセプトから外れるし、何より、その当時マニアックなテーマだったからだ。需要が少ないので、良質な広告案件も皆無に等しかった。存在するのは、そのコンテンツに関する溢れるばかりの自分の情熱だけだった。
だが、予想に反して、このコンテンツが大きく当たってPVや収入が激増し、そのおかげで運営サイト自体の認知度も上昇した。おそらく金融系に固執したサイト作りを続けていたら、現在のような月100万円を超えるアフィリエイト収入はなかったと思う。それほどインパクトが大きい出来事であり、まさに自分にとってのターニングポイントであった。
また、大きく稼げるようになっても、稼ぎ頭の広告案件がいつ打ち切られるか分からない。自分自身、幾度か経験し、その度に頭が真っ白になる。何せ、月数十万円の売上が一気に吹っ飛ぶのだから、平常心を保つ方が難しい。
そのような非常事態に備えるためにも、様々なことにチャレンジし続けた方がいい。
幸いなことに、アフィリエイトの場合、ヤル気があれば、さほどコストをかけることなく、新しいことにチャレンジできる。
自分も採用している方法であるが、いくつかコンテンツを新規に作成した上で、その中からPVや収入が高いものだけをピックアップし、重点的に育てていく(更新し続ける)のが最も効率的だと思う。逆に言うと、更新し続けることが難しそうな分野、すなわち興味関心が薄い分野には、手を出さない方が無難である。アフィリエイトで大きく稼ぐためには、情報の鮮度が重要だと感じるので、コンテンツを作りっ放しでは厳しいように思う。
最後に一言。
アフィリエイトで月100万円稼ぐために最も必要なことは、決して諦めないことである。心が折れるような出来事があっても、諦めなければ大丈夫。
逆に、情報の鮮度を保つことを含め、肝心なことを諦めてしまうと、大きく稼ぎ続けることは難しくなると思う。
こんにちは。
「情報の鮮度」
「複数のサイトを運営して見込みがあるものを”育てる”」
という部分に共感しました。
アフィリエイトは成果が出るまでに時間がかかるビジネスなので、諦めずに続けることでしか道は開けません。
…と、自分で自分を応援するしかないですよね。
最近、サイトアフィリにも興味が出てきたので、ときどきお邪魔させていただきます!
コメントありがとうございました。
確かに自分で自分を応援するしかないと思います。
それにしてもアフィリエイトで稼ぎ続けるのは難しいです…