amazonや楽天市場では大きく稼ぎにくい
成果報酬型アフィリエイトの中では、amazonと楽天市場が最も有名であり、実際に稼いでいる人も多い。
稼ぎやすいのは、取扱商品が豊富な上、amazonや楽天市場のアカウントを開設しているユーザーが多いからだ。特にアカウント開設者が多いのは大きなアドバンテージである。住所やクレジットカード等を入力する手間がない分、商品購入の敷居が低いので商品は売れやすい。
だが、amazonや楽天市場で大きく稼ぐことは難しい。稼ぎやすいため競合が多い上、報酬があまり高くないためだ。楽天市場は原則的に売上の1%であり、amazonは売上の0.5%~10%(※2~3%が中心)で1,000円が上限である。よって一般的に大きく稼ぐには、ある程度のアクセス数が必要になる。
2014年8月まではアクセス数があまり多くなくても、結構な額をamazonで稼ぐことができていたのだが…(遠い目)。
なお、アクセス数が少なくとも、高額商品をターゲットにすれば、amazonや楽天市場でも大きく稼ぐことは可能である。ただし、誰しも考えることは一緒なので、競争が激しくなることを覚悟しなければならない。
大きく稼ぐためにはASPを最大限活用する
別のASPを利用して、成果報酬型アフィリエイトで稼ぐことも可能だ。ASPはいくつもあるが、中でも大手のa8netとバリューコマースは多くの広告主を抱えていることもあり、利用するアフィリエイターは多い。
大きく稼いでいるアフィリエイターの大半は、これらのASPで稼いでいると思われる。なぜならば、大きく稼ぐことが可能な仕組みが用意されているからだ。自分自身、ASPを最大限活用できていなかったら、2014年1月にアフィリエイトで月400万円を突破することは不可能だった。
ASPとの付き合い方は、当初手探り状態だった。
無駄なことを繰り返したり、痛い目に何度も遭遇したりしながらも、少しずつ学んでいった。そのおかげで、アフィリエイトで月に数百万円稼ぐという成功体験と共に、ASPの活用に関するノウハウを蓄積することができた
以下に示すのが自分が試行錯誤の末に会得した、アフィリエイトで大きく稼ぐコツであり、いわばアフィリエイト執事流のASP活用法である。
- amazonや楽天市場で取り扱っている商材は稼ぎにくい。
- 単価が高い商材は稼ぎにくい。
- 単価が安くても無料系商材は稼ぎやすい。
- 単価が安くても競合が少なければ稼ぎやすい。
- 発生件数が多い商材は特別単価がつきやすい。
- 発生件数が多い商材があるとASP担当者がつきやすい。
- ASP担当者と親密な関係を築くと稼ぎやすい。
1. amazonや楽天市場で取り扱っている商材は稼ぎにくい
商材がamazonや楽天市場でも取り扱われていると、まず価格で勝てない。ASP経由に比べると、特にamazonの価格は安い。検索エンジン経由の来訪者は、(上位表示される)amazonや楽天市場の価格もチェックする可能性が高いので比較されてしまう。
よって、価格以外の付加価値が提供できなければ、amazonや楽天市場に負ける。仮に付加価値が提供できたとしても、前述した通り、amazonや楽天市場は商品購入の敷居が低いので、勝つのは相当大変である。
2. 単価が高い商材は稼ぎにくい
一般的に、成果があがりにくい商材は、報酬単価が高く設定される。そうでもしないとアフィリエイターが積極的に紹介してくれないからだ。
一般的に、単価が高いと承認率が悪くなる。広告主は、単価が高いと、成果承認にシビアになるからだ。
また、単価が高いとアフィリエイター間の競争が激しくなる傾向が強い。強力なバックリンクやPPC(リスティング)広告を投入しないと、勝ち目が薄いケースも多い。
3. 単価が安くても無料系商材は稼ぎやすい
警戒心が強くても「無料」という言葉に弱い人間は多い。よって、無料資料請求やサンプルのプレゼントといった無料オファーは成果があがりやすい。
ただし、一般的に単価は安い。
4. 単価が安くても競合が少なければ稼ぎやすい
単価が安いと、アフィリエイター間の競争が起こりにくい。どんなに発生件数が多くても、総額ではあまり稼げないのだから、ある意味当然のことである。
ただし、以下の5.に示す通り、例外もある。
5. 発生件数が多い商材は特別単価がつきやすい
発生件数が多い商材については、特別単価(特単)がつくことが多い。4.のように単価が安くても、発生件数しだいでは、大幅に単価がアップされることが結構ある。単価は1つではなく、複数あるのだ。
商材にもよるが月30件が1つの目安で、継続的に月100件を超えるのであれば特単の可能性が高まるものと思われる。
6. 発生件数が多い商材があるとASP担当者がつきやすい
一般的に、特別単価はASPから打診される。(もちろん、自信があれば、こちらからASPに提案しても良い)
この時がASP担当者をつける絶好の機会であり、積極的に利用すべきである。
なお、特別単価やASP担当者がつく基準として、アフィリエイトの発生件数以外には、検索エンジン上位表示やソーシャル共有数などが考えられる。
7. ASP担当者と親密な関係を築くと稼ぎやすい
特別単価や月極広告といった金銭的要望を広告主に直接伝えるのは難しいが、ASP担当者を介してならば十分可能である。単価アップはASPの利益に繋がるから、ASP担当者としてもウエルカムだと思われる。
加えて、ASP担当者と親密な関係を築くと、広告主のキャンペーン(※特別施策とセット)で優先的に声がかかる可能性が高まる。月極広告や非公開案件を提案される回数も増えるし、少なくとも悪いことではない。
結局のところ得意分野は稼ぎやすいし長続きする
自分の場合、原則的に1.と2.(※メジャー&高単価商材)を避け、3.と4.(※ニッチ&低単価商材)を優先した。そもそも資金力がなかったので、他に選択の余地がなかったという事情もある。
まずは3.と4.に合致する分野に労力を集中させることで、少しずつ成果を積み上げた。その成果が突破口となり、5.~7.(※特単&ASP担当者+α)の世界が次第に見えてきた。そうこうするうちに3.~7.が有機的に連動するようになり、結果的に、効率よく収益をあげる仕組みが構築されていった。
地味な作業を積み重ねる必要があるので手間も時間もかかるが、仕組みを一旦作り上げてしまえば、この好循環を維持拡大することはさほど難しくはない。今では日常業務の中に、自然な形で取り込まれている。
また、当たり前すぎるため敢えてリストアップしなかったが、プラスα的なコツも他に1つ存在する。
それは「得意分野は稼ぎやすい」である。本当に当たり前すぎてスミマセン…
もちろん金を稼ぐことに徹する自信があれば、不得意でも儲かる分野に注力していいと思う。
自分の場合、それでは長続きしない可能性が高いので得意分野に絞っている。様々な困難に見舞われても、得意分野であれば細く長く続けられる可能性が高いと考えるからだ。
ところで、現在の悩みは、以前稼いでいた商材が、上記の1.と2.に該当するようになったことだ。そのため競争が激化し、運営サイトのPVも報酬も激減した。
正直なところ、この商材に労力を投入するのは割が合わないのだが、愛着があるし、何より得意分野なので、めげずに更新を続けている。しつこいのは自分の取り柄の一つ。
取り合えず、しばらくは継続的に更新すると思う。5年後には勝つよ!(きっと)
アフィリエイト執事さん、こんにちは
はじめまして、あとむです。
私も今は無料オファーが一番売れていますね!
3ヶ月がやっとすぎてボチボチってところです。
訳が分からないのので、無料オファーで頑張っています。
色々と参考になりました。
応援完了また、伺います。
コメントありがとうございました。
3ヶ月ですか。まだ成果が出にくいし、難しい時期だと思います。
成果を地道に積み重ねていくしかないんですけどね。