広告はコンテンツの一部

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 サイト来訪者が求めるのは、有益なコンテンツです。それゆえ、「広告はコンテンツの一部」ということを常に意識して、広告を掲載しています。
 非常に難しいミッションですが、サイトに掲載する全ての広告を、全てのサイト来訪者に、有益なコンテンツとして認知してもらうことがゴール地点です。
 
 広告が好きな人はあまりいませんが、果してそのようなことは実現可能なのでしょうか?
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 例えば、独身女性向けの自然派化粧品情報を発信するサイトを運営しているとします。この場合、どのような広告であれば、サイト来訪者が広告を有益なコンテンツと認識してくれるのでしょう。

 真っ先に考えられるのは自然派化粧品の広告です。
 その自然派化粧品を紹介するのであれば、魅力的な商品であることが前提条件です。魅力的でなければ欲しがる人は限られます。「買いたいと考える人が多い商品を売る」のがアフィリエイト収益を極大化する鉄則です。そうでない商品の広告を掲載しても成果は限定的ですし、勧められて買わされた側が不満を抱くリスクも高まります。
 
 当然ながら、他のアフィリエイトサイトも、買いたいと考える人が多い商品を売ろうとするでしょうから、他と差別化する必要があります。差別化するポイントの一つが「存在があまり知られていない」ことです。
 新商品、あるいは今後発売予定の商品のほか、大手流通に乗らない手作り商品や、輸入されていない外国の商品などを紹介することで、「このサイトでしか得られない有益な情報」という価値が発生します。
 
 例えば、Jリーグ情報を発信するサイトを運営しているとします。
 同じように、どのような広告であれば、サイト来訪者が広告を有益なコンテンツと認識してくれるのか考えてみます。
 
 書籍の広告はどうでしょうか。
 Jリーグにまつわる厳選されたエピソードが当事者インタビューを交えて分かりやすくまとまっており、かつ、その存在があまり知られていない書籍を紹介できるのであれば、有益なコンテンツと認識してもらえる可能性が高いです。
 新刊、あるいは今後発売予定の書籍のほか、自費出版されたためあまり流通していない書籍や、外国で出版されて日本語訳されていない書籍などが、「このサイトでしか得られない有益な情報」に該当します。
 
 アフィリエイト収入ありきでサイトを構築すると、広告をコンテンツの一部とすることは非常に難しいです。そのような意図はサイト訪問者に伝わるので、下手したら「アフィカス」と蔑まれてしまいます。
 順番が逆です。コンテンツが先に来る必要があります。そのコンテンツの評価が高くなければ、サイト訪問者の満足度は高まりませんし、アフィリエイト収入も思うように増えません。
 
 サイト来訪者に「このサイトでしか得られない有益な情報」という価値を的確に伝えることができれば、アフィリエイト収入の極大化に繋がります。同時に、この一連の作業を通して、広告は、有益なコンテンツへと変化します。
 「広告はコンテンツの一部」という考え方は、アフィリエイト収入の極大化と対をなすものだと思うゆえんです。
 
※「広告はコンテンツの一部(典型例としての情報商材)」へ続く

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