無職か否かの危うい境目|とあるアフィリエイターの独り言

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アフィリエイト収入イメージ
画像:フリー素材屋Hoshino

 2020年末頃から、メインサイトのアクセス数が激減しています。その結果、売上は前年同月比で半減と、壊滅的な状況に陥っています。

 ところで、自分がアフィリエイト収入で生計を立てるようになったのは2013年からです。それまでは、サラリーマンとして会社から給料をもらう立場でしたが、それ以降は自分の力で稼ぐことができるようになりました。現在は2021年9月なので、その頃から8年以上経過したことになります。よって、自分の中では、2012年まではサラリーマン、2013年以降は自営業者という位置付けです。

 2013年の頃に比べると売上は激減しましたが、現在もアフィリエイト収入だけで生計が成り立っています。法人を1つ保有している上、職場用にワンルームマンションを借りていますが、アフィリエイト以外の仕事をしなくても、家族4人が問題なく暮らせています。

 という訳で、自分は無職ではありません。なお、自分的にはアフィリエイト収入の多寡にガツガツしていませんし、好きな時間にしかサイト更新をしないので、気分的にはセミリタイア状態です。

 ちなみに、メインサイトの更新は毎月欠かさず行なっていますし、ブログ記事を毎月200記事前後更新しています。ただし、更新作業に慣れたこともあり苦になりませんし、以前に比べて短時間で済むので、仕事というよりも趣味、あるいは生き甲斐に近い感覚です。

 他方、将来的にアフィリエイト収入がどうなるのか全く予測できません(昔からなのですが…)。SNSを活用してアクセス数を増やす努力もしていますが、今も昔も検索エンジン頼みです。よって、明日いきなり検索エンジンに嫌われて、収入が限りなくゼロに近くなる可能性もあります。あるいは、AdSenseやアフィリエイトの仕組みが突然改悪されて、収入が限りなくゼロに近くなる可能性もあります。

 その場合、自分は無職となるのでしょうか?

 おそらく、そうなった場合でも、メインサイトやブログ記事の更新を継続すると思います。やること(更新作業)に変わりはないので、気分的には無職ではありませんが、収入がない以上、現実的には無職としか言えません。また、それなりの資産を保有しているので、すぐに別の働き口を見つける必然性も感じません。

 となると、自分が無職か否かは紙一重と言えそうです。検索エンジン(Google)に好まれているので、メインサイトへ安定的なアクセス数があり、そのおかげでAdSenseやアフィリエイトによる安定的な収入はありますが、突然収入源が断ち切られるリスクが常にあります。

 もちろん、サラリーマンだったとしても倒産や解雇などのリスクはありますが、アフィリエイト収入のリスクは比べものにならないくらい大きいです。仕事内容や職場環境はキツいかもしれませんが、サラリーマンの収入が安定していることは物凄いメリットです。このことは、サラリーマンとアフィリエイト専業の両者を経験していることもあり断言できます。

 アフィリエイトを専業にするのであれば、常に無職になる可能性が高いと覚悟しておくべきです。よって、(特に)扶養家族がいる場合、サラリーマンを辞めてアフィリエイト専業を目指すのであれば、アフィリエイトで一財産を稼いだ後に決断することを強くお勧めします。一般論として、アフィリエイトを専業にする前に、それで稼ぐという実績(=自信)がない限り、独立するのは非常に厳しいと思います。無理なく生きていくには、ある程度安定した収入か、それなりの資産が必要だからです。これはアフィリエイトに限らず、サラリーマンの副業全般に言えることです。

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