AdSense収益を増やす方法の一つに「コンテンツマッチ」があります。コンテンツの内容をAdSense広告に最適化する手法です。
ちなみに、最近のAdSenseはインタレストベース(行動ターゲティング型)広告が増えていることもあり、コンテンツマッチ型広告の割合が減少傾向にあります。けれども、コンテンツマッチ自体はアフィリエイトの基本ですので、その重要性に変化はありません。
どのページのコンテンツマッチがうまくいっているかは、AnalyticsとAdSenseを連動させることにより簡単に確認することができます。
具体的に言うと、「コンテンツマッチがうまくいっている」=「効率よくAdSense収益を上げているページ」と考えられるので、「ページビューが少ない割にAdSense収益が多いページ」が該当します。
Analytics→「行動」→「AdSense」→「AdSenseのページ」で、AdSenseに関するページ別のレポートが表示されます。
下記画像はカスタマイズしたものなので、実際のレポートページと異なりますが、同じようなデータを取得することができます。
このサイトではページビュー上位3ページで60%以上のAdSense収益を上げているのですが、注目したいのはAdSense収益が4位・6位・8位のページです。
4位のページは、ページビューが全体の1.92%しかないのに、収益は全体の6.48%も占めています。ページビュー割合と収益割合に3倍以上の開きがあるので、コンテンツマッチが大成功していると判断できます。6位と8位のページも同様に、ページビューのわりにAdSense収益が多いので、コンテンツマッチがうまくいっていると判断できます。
コンテンツマッチがうまくいっているページが分かったので次のステップに進みます。
- コンテンツマッチがうまくいっているページを参考に、他のページのコンテンツマッチの改善をはかる。
- コンテンツマッチがうまくいっているページの内容をより充実させ、重点的にそのページのページビューの極大化をはかる。
どちらかと言えば上記2.の作業の方が簡単ですので、まずは該当ページのページビューの極大化を最優先課題とします。内容の拡充が最も好ましいですが、それが難しい場合、記載内容が正しいか否かを定期的にチェックするのも効果的です。なお、内容をチェックした場合は必ず「更新日」を明記しましょう。サイト訪問者に対して内容が陳腐化していないことをアピールできますし、高い確率で検索エンジンが更新日を把握してくれます。
上記1.については結構難しいです。実を言うと、自分自身あまりうまくできていません。仮説を立てて、他のページのコンテンツマッチ改善に繋げようとしているのですが、目立った成果は現れていません。と言うか、AdSense収益4位・6位・8位のページが、コンテンツマッチで大成功している理由が今一つ分かっていないのです。
なお、この4位・6位・8位のページは、コンテンツマッチに成功しているため、当然ながら物販アフィリエイトでもページビューのわりに多大な収益を上げています。
締まりのない最後で申し訳ないですが、疲れたので、このエントリーは、これで終わりにします。