広告主が存在するジャンルを選択する（AdSense月60万円－１）

Ａ．サイト構築前にすること

1. 広告主が存在するジャンルを選択する

　最初にすることは、広告主が存在するジャンル探しである。広告主がいなければ広告を掲載できない。
　下記円グラフは、運営するAdSenseサイトにおける直近30日間のターゲットタイプ別の割合である。インタレストベース広告（ユーザーの興味関心等に基づく広告）とコンテンツターゲット広告（ページコンテンツの内容に基づく広告）の割合が拮抗していることがよく分かる。
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　AdSenseにおいてインタレストベース広告の割合が増えたとはいえ、コンテンツターゲット広告は依然として重要である。
　どのようなジャンルに広告主が存在するのかを簡単に調べることができる。まずは成果報酬型アフィリエイト広告を取り扱っているASPに登録する。ASPではカテゴリごとに広告検索ができるので、広告主が多いか少ないかを把握できる。しかも単価が明示されているので、そのジャンルの広告単価が高いか安いかといった傾向を掴むこともできる。
　
　また、AdSenseだけでは広告収入が頭打ちになる可能性が高い。よって成果報酬型アフィリエイトの導入も検討した方がよいと思われる。
　成果型アフィリエイトの場合、広告主が存在するジャンルに関するコンテンツでなければ、当然ながら成果は上がらない。広告主の存在を意識しながらコンテンツを作らざるを得ないので、結果的にAdSenseの広告主にとっても好ましいコンテンツになる可能性がある。
　もちろんAdSenseと同時に始める必要はなく、当面は前述の広告主が存在するジャンル探しとして活用するだけでもよい。ASPの登録料は無料なので、少なくともASPに登録しても損はない。
　
　なお、代表的なASPとしてA8.netやValueCommerceがある。両社とも広告主の数が多く、登録のハードルもさほど高くないのでオススメである。