2015年2月28日、AdSenseのモバイル収益が爆発した。今年に入って断トツに多く、収益は平均値の約2倍に達した。
2/27から2/28にかけて、AdSenseのモバイル最適化を徹底的に実施したことが大きく影響していると思う。
モバイル収益の最適化として、やったことは以下の通りである。
- ファーストビューの広告位置を調整。
- AdSense配置数の極大化(※コンテンツ量に応じてAdSenseを3~6個配置)。
- AdSense収益極大化を念頭にモバイルCSS等をゼロベースで見直し。
- 広告ユニットのABテスト(※現在進行中)。
最も力を入れたのが、1.のファーストビューのAdSense広告の位置。
実際にモバイル端末(iPod touch)を片手で操作して、広告のインパクトの強さや嫌悪感などを繰り返し確認した。親指でタップしたりスクロールしたりすることで、様々なことに気付くことができた。この感覚はPCのブラウザで確認するだけでは分からない。
結論から言うと、ファーストビューのAdSense広告は、上すぎてもダメだし、下すぎてもダメ。広告が上すぎると、よほど魅力的でない限り、親指を伸ばしてまでタッチする気が起きない。下すぎるとインパクトが弱い気がする。
ちょうどよい位置にくるように、CSSやサイト構造の微調整を行った。この作業は、3.のモバイルCSS等の見直しの一環でもある。
2.については、AdSenseを3個配置していたが、実質2個しか表示されていなかった。ページが縦長すぎるので、コンテンツの後半部分をCSSの「display:none」で隠し、「続きを読む」で表示させるようにしていたが、諸事情によりAdSense広告の1つはその隠れていた部分にあったのだ。
これは、あまりにももったいない。という訳で、「display:none」でコンテンツ後半部分を隠すことをやめ、常にAdSenseを3個表示するように変更した。この作業は、3.のモバイルCSS等の見直しの一環でもある。
次に、コンテンツのボリュームが多いページに限り、前半部分と後半部分の間にAdSenseを1個入れることにした。これで合計4個。AdSense担当者(収益化スペシャリスト)から以前1ページ4個以上貼る許可をもらっているので、「モバイルページでも可能なのか?」と確認したところ、「画面上にAdSenseを2個同時表示させないことに加え、広告の間隔を広めに取れば可能」という回答が得られた。(たぶん大丈夫だと思う)
最後に、アクセス数が多いランキングページに限り、ランキングの途中にAdSenseを2個入れることにした。これで合計6個。ページが縦長すぎるので、たぶん問題ない(はず)。PHPのスクリプトをちょっといじることで簡単に対応できた。
ただ、ユーザーの心証を考慮して、300×250サイズではなく、小さめの320×100サイズを採用した。更には上下の間隔を少し開けた上で「スポンサード リンク」も表記した。収益的にはマイナスに働く可能性が高いが、しばらくこれで様子を見たい。
3.については、1.や2.とかぶる部分が多いので省略。
4.については、現在テスト中なので結果待ちの状況。AdSense管理画面でのABテストは初めてだが、思ったより手軽にできた。
最近、モバイル対応に注力している。
だが、単にモバイルに対応しただけで、モバイル収益の最適化にまで踏み込んでいなかった。本来であれば、もっと早くに手を打つ必要があったが、どうしてもヤル気が起こらなかった。おそらくモバイル対応作業が多すぎて、気持ち的に負けていたのであろう。
メインサイトについては、モバイルのAdSense収益の最適化作業が進んでいるが、その他のサイトでは全く実施していない。収益の最適化を実施しているのは、PC向けページだけだ。
更には、メインサイトのモバイルページについても、AdSense以外のアフィリエイト広告の最適化作業が残っている。こちらは広告主のLPを含めた対応が必要になるので、かなり難易度が高い。
やることは次から次へと出てくるよな。
初めまして石田と申します
アドセンスでなかなか結果がでません
宜しければ教えて頂けないでしょうか。
お願いします
コメントありがとうございました。
現時点ではマンツーマンで教えることをしていません。
当ブログを含めた「アフィリエイト執事」の熟読をお勧めします。