ASPや広告主との信頼関係

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 アフィリエイターにとって最も重要なのは、コンテンツに相応しい広告を掲載し続けることだと思います。そのためには、広告を日常的にメンテナンスする必要があります。
 リンク切れや内容相違がないかを常にチェックし、広告掲載場所を定期的に見直し、コンテンツに最適な新規広告を探し求める。このような泥臭く、単調な作業を毎日繰り返し行ないます。逆に言えば、そのような作業が苦手な人は、成果報酬型アフィリエイトではなく、AdSenseタイプの広告に特化した方がいいかもしれません。と言っても、AdSenseにもコツがあるので、そう簡単に稼ぐことはできないのですが…
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 ところで、ASPからは毎日大量のメールが送られてきます。新規広告のお知らせやキャンペーン情報、条件変更などなど。
 様々な種類のものがありますが、最も重視しているのが「プログラム終了のお知らせ」です。と言うより「プログラム終了のお知らせ」以外は真面目にチェックしていません。
 アフィリエイトリンクについては、原則的に月一回のペースでリンク先の生存確認をします。加えて、ランディングページとコンテンツ内容との間に相違点はないかもチェックします。特にキャンペーン情報については神経を使っており、キャンペーン切れを通知するスクリプトを作り、毎日のように確かめています。
 
 このような作業を積み重ねることにより、広告のリンク切れを防ぐことができますし、コンテンツ内容と広告内容の一致をはかることが可能となります。
 自分がここまでリンク切れや内容一致に気を使うのは、ユーザー体験を損なわないようにすることに加え、ASPや広告主との信頼関係を重視しているからです。
 
 広告は広告主にとって重要な存在です。ゆえに、広告を大切にするのはアフィリエイターにとっては当然のことで、リンク切れや内容の不一致については、その事実を認識しだい、最優先で対応しなければいけません。
 仮に、自分が運営するサイトに広告主が来訪し、広告がリンク切れや内容が一致していないことを知ったら、広告主はどのようなことを考えるのでしょうか? 少なくとも、いい気持ちはしないでしょう。
 これはASPも同じです。広告料を払うのが広告主である以上、広告主の利益のために動くのは当然です。ですから、ASP担当者から広告について要請や問い合わせ等があったときには、可能な限り連絡を密にし、迅速に対応します。
 
 そうやって広告をコツコツとメンテナンスすることで、ASPや広告主との信頼関係が自然と深まります。その結果、特単や月極広告等の提案が回ってくる確率が高まります。
 
 以上の通り、アフィリエイトで継続的に稼ぐには、ASPや広告主との信頼関係を深めた方がいいと思います。新たな施策を打つ際、真っ先に声をかけてくれる可能性が高まりますし、特単交渉もやりやすくなります。そのためには、日頃からASPからの要望に対して、迅速かつ柔軟に取り組むのが効果的です。また、ASP担当者と直接会って、打合せすることも有効です。

 また、AdSenseの担当者(収益化スペシャリスト)も超重要です。電話相談等の打診があったら迷わず受けるべきです。収益化のトレンドを提案してくれるだけでなく、Googleの検索ポリシー等についてもある程度知ることができます。
 特にコンテンツと広告数のバランスを確認することができるメリットは大きく、AdSense以外の広告掲載時にも参考にしています。

 ネットを巡回すると、リンク切れの広告やコンテンツ内容と一致しない広告が目につきます。ASPにとっても広告主にとっても好ましい状態ではありません。AdSenseであれば常に最新の広告が自動表示されますが、成果報酬型の広告の場合、そうもいきません。常にメンテナンスが必要です。
 自分はブログ記事も書きますが、そこに成果報酬型広告のタグをベタ貼りしません。なぜならば、ブログ記事の場合、書きっ放しで終わる可能性が高いため、広告を管理しきれないと判断しているためです。

 コンテンツ内容と広告のランディングページの不一致は、常に起こりうる可能性があります。「広告はコンテンツの一部」である以上、定期的なチェックが必要です。
 広告を貼りっぱなしのアフィリエイターは注意が必要だと思いますが、まあ、人それぞれやり方がありますから・・・

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