AdSenseについては、自分なりに節度を保ちながら掲載している。サイト利用者の立場を考えると、広告の露出しすぎが良くないのは自明のことだ。
だが、ついにダブルレクタングルに手を出してしまった。レクタングル大(336×280)を横に2つ並べる手法で、個人的には好きになれない配置だが、背に腹は代えられない。多くのサイトで取り入れられているので、ユーザーの抵抗感が減っている可能性もある。淡い期待を持ちながら導入してみた。
その勢いでラージスカイスクレイパー(300×600)という超巨大サイズの広告掲載も開始した。縦長と横長の違いだけで、ダブルレクタングルと同様、ウザい広告サイズと言える。この際、やれることは、何でもやってやる。
だが、世の中の主戦場はスマホ向けページの時代。もちろん、このような巨大な広告をスマホ向けページに掲載することはできない。広告掲載するのはPC向けページだけ。果たして、どれくらい収益増に効果があるのであろうか…
と、やや投げやりな気持ちを抱えながら、AdSense広告が6つに増えたページを眺めている時、何気に「Google Publisher Toolbar」でAdSenseの収益状況を確認した。ちなみにGoogleの中の人から「特別機能」の使用許可をもらっているので、AdSense広告を1ページに4つ以上掲載可能である。
Google Publisher Toolbar
https://chrome.google.com/webstore/detail/google-publisher-toolbar/…
驚いた。
ページに表示された全てのAdSense広告の詳細について、リアルタイムで確認できるようになっている。しかも一覧表示されるので非常にわかりやすい。これは便利すぎる。
最もアクセス数が多いページのスクリーンショット。最近PVもAdSenseも成果型アフィリエイトも絶好調で、まさに稼ぎ頭のページである。6つのAdSense広告がカラフルに色分けされている。広告サイズやテキスト/イメージの区分に加え、広告主やターゲットタイプといった詳細情報が個別に分かる。
2番目にアクセス数が多いページのスクリーンショット。このページは、最近検索順位が下がってアクセス数が減っている。思い入れの強いページなのでとても悲しい。もちろん頑張ってテコ入れしているが…
3番目にアクセス数が多いページのスクリーンショット。内容はさほど濃くないページだが、思ったより滞在時間が長いことに気付く。AdSenseとAnalyticsを連動させていると、様々な気付きがある。
「Google Publisher Toolbar」は、AdSenseとAnalyticsのレポート機能に加え、表示されたAdSense広告をその場でブロックすることもできるので、物凄く使えるツールだと思う。おそらくGoogleのことだから、更に驚くような機能を追加してくるであろう。