モノやサービスを販売することは難しいが面白い。
一般的にモノやサービスの背後にあるもの(ブランドやストーリー)は重要である。だが、それだけでは不十分である。
良さや素晴らしさが的確に伝わらない限り、モノやサービスは売れない。
AmazonやA8.net等を利用してモノやサービスを売ろうとしても、アフィリエイトを始めた頃は、全くといっていいほど手応えはなかった。なぜなのかは最近になってようやく分かるようになったが、本当に売れなかった。ひたすら無駄なことを続けていたのだ。
最近になって月100万円以上のアフィリエイト収入を稼ぐようになった。売上に換算すると月1,000万円を超えると思われる。それも、ページビューが月70万pvに満たない1つのサイトからだ。
ただし、内容は濃い上に、頻繁に更新をしていることもあり、とあるビッグキーワードで検索順位が2位(Wikipediaが1位)と、レアなケースであるかもしれないが。
ちなみに、このサイト(以下、収益サイトという)は、この他にもAdSenseでページビュー程度の収益を上げている。手間隙をかける→アクセス数がアップする→収益が上がる→モチベーションが上がる、という好循環である。
2011年まではAdSenseでしか稼ぐことができなかった。これは良いコンテンツを作成し、必要最低限のSEOを実施し、適切に広告を配置すれば、アクセス数の増加に応じて収入は増えていく。
ところが、AmazonやA8.net等では、同じ手法が通用しない。その最大の理由は、広告をクリックしただけでは収益にならないことだ。広告をクリックした上で、リンク先でモノやサービスが売れるなどの成果が必要となる。成果があがらなければ、いくらクリックされたところでゼロ、ゼロ、ゼロ。
収益サイトでAmazonやA8.net等から収益があがるようになったことに気をよくして、他のサイトにもAmazonやA8.netの広告を設置した。関連性や配置など、自分なりに綿密に考えた上で実行した。
だが全く売れない。今までと同様。それどころか、広告数が増えたことが影響したのか、検索順位が下がり、AdSense収益が減るなどの弊害が出てきたので、慌ててアフィリエイト広告を外した。
とするならば、AdSense向けのサイトと、AmazonやA8.net向けのサイトは、全く別物と考えた方が良いのか。AdSenseだけなく、AmazonやA8.net等から満遍なく収益が上がる、収益サイトは例外的なのか。考察してみることにした。
※売ることは難しいが面白い2へ続く。