アフィリエイトで稼ぐということ‐2

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※「アフィリエイトで稼ぐということ」より続く。
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 どの業界でも似たようなものだが、金になる情報は強いものに集まってくる。アフィリエイトであれば、クローズド案件や特別単価案件、そしてキャンペーン情報だ。
 
 アフィリエイトでは、わずか数時間の作業の遅れが、数万円、場合によっては数十万円単位の機会損失に繋がることがある。特に期間限定のキャンペーンは時間との戦いとなる。情報収集と仕込みがうまくできなければ即アウト。仮にキャンペーン期間に間に合ったとしても、既にライバルサイトが見込み客を根こそぎ持っていった後では全く意味がない。
 
 公表前のキャンペーン情報をASPから受け取ることがあるが、一斉送信メールで知るのと、担当者から直に伝えられるのでは雲泥の差が生じる。担当者からだと、情報の到達速度が圧倒的に早い上に、具体的施策の提案もセットでくることが多い。
 優秀なASP担当者であれば、アフィリエイターが運営するサイトの特徴を把握した上で、収益が極大化する可能性の高い施策を提案してくる。自社ASPの利益の極大化に繋がるので、稼ぐ可能性の高いアフィリエイターを優遇するのは当然のことである。かなり早い段階から特定のアフィリエイターにそのような施策を提案するのであるから、一般のアフィリエイターは明らかに不利である。一般のアフィリエイターは、キャンペーン情報の入手が遅れる上に、自分一人で施策を立案しなければならない。
 平たく言えば、一般のアフィリエイターが公表前のキャンペーン情報をASPから一斉送信メールで受け取った時点で、既にキャンペーン準備を完了させているアフィリエイターが存在する可能性があるのだ。
 
 SNSでの拡散はもちろん、検索エンジンのインデックス登録についても、質の高いコンテンツを可能な限り早く公開したサイトが圧倒的に有利だ。いわゆる先行者利益と呼ばれるものである。中でも、期間が限定されているキャンペーン情報は、この傾向が非常に強い。
 他方、キャンペーン情報を小まめにフォローするのは結構な手間と労力がかかる。一社二社だったらまだ何とかなりそうだが、十社とか数十社のキャンペーン情報をフォローするとなると相当なエネルギーが必要になる。やってみれば分かるのだが、これが非常に面倒くさい。キャンペーン期間が終わっても情報を更新せずに放置しているサイトが多いことが何よりの証拠だ。継続することは実は大変なのである。
 
 ここにアフィリエイトで稼ぐコツがある。誰もが面倒くさいと思うことを継続して実行すれば良いのだ。もちろん需要がなければやっても意味がないし、仮に需要があったとしても広告主が少ないジャンルでは稼ぐことは難しい。
 これはキャンペーン情報に限らない。例えば、必ず定期的(毎日・毎週・毎月)に更新される情報を、分かりやすいコンテンツとして提供することが考えられる。また、政府や自治体、企業が公表する情報の中には、専門的で分かりにくいものが結構存在する。後はトライアンドエラー。取り合えずやってみて、いけそうだったら継続すればいい。
 
 自分も最初は一般のアフィリエイターだった。「担当者って何? 何か美味しいの?」というレベル。それが今では、担当者から様々な提案を受けるようになった。もちろん運もあるが、かなりの労力と時間を継続的に投入した結果である。
 楽してアフィリエイトで継続的に稼ぐことはできないのである。

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2 thoughts on “アフィリエイトで稼ぐということ‐2

  1. akissa

    こんばんは

    akissaと申します。
    ランキングからお邪魔させていただきました。

    >誰もが面倒くさいと思うことを継続して実行すれば良いのだ。
    >後はトライアンドエラー。

    自分にとってもここ面倒だなって感じた時がチャンス!と思えると
    継続するために必要な意欲が湧いてきますね!

    参考になります。
    ありがとうございました。

    応援していきます♪

    1. 執事 投稿作成者

      コメントありがとうございました。
      競合サイトと差別化する手段として、面倒くさいことをやるのは有効だと思います。
      継続していく中で成果が出ればいいのですが…

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