2020年4月5日(日)、運営する収益サイトが過去最高のページビューを叩き出すと共に、AdSense見積もり収益額も過去最高額を記録しました。
某記事への爆発的なアクセスが24時間を経過したが、アナリティクスのリアルタイムは未だに300を超えている。70%近くのリンク元は相変わらず「(none)(direct)」だが正体はほぼ把握した。本日のAdSense収益は午後10時の時点で前日比6倍と絶好調、しかも過去最高記録を更新中。 pic.twitter.com/L03Y3yCt1u
— アフィリエイト執事 (@affibank) 2020年4月5日
この日のページビューは89,830PVと、それまで最多だった29,629PV(2020年3月10日)の約3倍でした。サイト開設(2010年7月)からの日別ページビューの下記グラフを見れば一目瞭然ですが、飛びぬけた数字と言えます(Google Analytics)。
また、AdSense見積もり収益額も、それまで最多だった2013年12月8日の1.6倍となり、記録を軽々と塗り替えました。2013年12月と言えば、AdSenseで904,576円を稼いだ月なんですよね。
下図は、2010年7月から2020年4月5日までのAdSense見積もり収益の日別集計グラフです。
ここまで急激にPV(やAdSense収益)が増えたのは、いわゆる「Google砲」のおかげです。Google Analyticsのリファラーには「(none)(direct)」と表示されますが、さらに深堀すると次の2つに行き当たりました。
- 「/www.googleapis.com/auth/chrome-content-suggestions」
- 「app://com.google.android.googlequicksearchbox」
調べたところ、前者はAndroidのChromeアプリで「新しいタブ」を呼び出した際に表示される「おすすめの記事」で、後者はAndroidのGoogleアプリを開いた際に表示されるおすすめコンテンツです。なお、自分だけでなく他者のスマホでも、自分の記事がおすすめとして実際に表示されていることを確認しています。
「Google砲」の時系列データは以下の通りです。
① 4/4(土)21時ごろからPVが増え始める。
② 4/5(日)1~5時は深夜だが、前日(4/4)の日中と同等のPVを記録する。
③ 4/5(日)7~9時がピーク。1時間あたり5,000PV前後を記録する。
④ 4/5(日)10~23時には1時間あたり4,000PV前後を維持する。
⑤ 4/6(月)に入るとPVが平常化。
下図は、4/5(日)とその前日の4/4(土)のページビューを比較したものです(Google Analytics)。
今回の「Google砲」の主な特徴は以下の2つです。
- 24時間以上効果が持続
- ピーク時でも極端に増加しなかった
24時間以上途切れることなくアクセスがあったのは非常に良かったです。短時間で集中的にアクセスがあると、下手したらサーバがダウンしてしまい、収益が増えるどころの話ではなくなります。
以前経験したことがある「Yahoo!砲」とは傾向が明らかに違いました。Yahoo!トップに掲載されたニュースに関する参照サイトという性格上、瞬間風速的にPVは跳ね上がりますが、ニュースの切替が早いため、「Yahoo!砲」はあっという間に終了しました。
「Yahoo!砲」はあまりにも暴力的と言えます。それに対して、あくまでも「Google砲」はサーバに優しく、Googleの方でアクセス調整している可能性さえ感じました。