アフィリエイトリンクは生きていますか?

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 原則的にブログ記事にアフィリエイトリンクを掲載しない。なぜならば、ブログの場合、コンテンツ内容を更新しない可能性が高いからだ。

 更新しないと、コンテンツ内容だけでなく、アフィリエイトリンクも陳腐化する。リンク切れになると、非常にみっともない上、運営サイトの信頼性にも悪影響を及ぼす。どれだけ素晴らしいコンテンツでも、そこからのリンク先がASPの「このリンクは無効です」のようなページであれば、それまで築き上げてきた信頼性が一気に減ると思われる。それはあまりにももったいない。

 ところで、ブログ記事中の一般的な外部リンクについては、リンク切れになっても仕方ないと諦めている。最悪の場合、ドメインが失効し、別人に権利移転され、リンク先が無関係の広告だらけのページになるかもしれない。
 それでも、アフィリエイト広告のリンク切れに比べると、心を平穏に保つことが可能だ。
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 以上の通り、アフィリエイトリンクは、定期的に保守更新するページにのみ掲載している。
 どうしてもブログ記事にアフィリエイト広告を掲載したい場合は、アフィリエイト広告タグを直接貼るのではなく、スクリプトを組んで管理するようにしている。かなり面倒ではあるが、リンク切れの可能性は格段に低くなる。

 例えば、楽天カードのアフィリエイト広告であれば、ブログ記事内に[ad/card_rakuten]と記述する。ブログ記事をHTML出力する際には、[ad/card_rakuten]を楽天カードのアフィリエイト広告タグに変換するスクリプトを実行する仕組みを構築するのだ。
 正規表現を使えば実装できるし、表示速度を早くするためにはキャッシュを利用すればよい。効率性を重視するのであれば、MySQLやSQLite等のデータベースで広告タグを管理することを検討する。

 だが、ブログ記事にアフィリエイト広告を掲載することは皆無に等しい。上記のようなスクリプトを、いちいち記述するのが面倒だからだ。AdSenseのようにアフィリエイト広告が自動更新されるのが理想だが、中小企業レベルでは到底導入できない。と言うか、成果報酬型アフィリエイトで、行動ターゲティング広告のような自動更新広告はあるのか?
 それゆえ、アフィリエイト広告の99%以上は、定期的に保守更新するページに掲載している。

 コンテンツ内容を保守更新する際、アフィリエイトリンクの生存確認は非常に大切な作業である。「リンクは生きているだろう」と考えてチェックを怠ると痛い目にあう。
 リンク切れをサイト来訪者が通報してくれれば、まだ救いがある。最悪なのは、多くの来訪者がリンク切れを認識しているにもかかわらず、サイト運営者が気付いていないパターンだ。と言うよりも、そのパターンの方が多いような気がする。運営者に教えても手間がかかるだけで、来訪者自身にメリットを感じないためだ。要するに、コンテンツに価値がないと判断されているのだ。
 他人任せにせず、リンク切れを半自動的にチェックする仕組みを作っておいた方がよい。
 
 だが、それでもリンク切れは生じる。

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