クローズドASPの実像と幻想

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画像:フリー素材屋Hoshino

 現在10社ほどのASPと取引させていただいていますが、その中にクローズドASPが3社あります。今日は、この話を少々。
 クローズドASPは、A8netやリンクシェア、バリューコマースのように大々的に募集しているASPではありません。その名の通り、閉じられているASPで、招待制となります。
 どのようなWebサイトが招待されるのか、その基準はよく分かりません。自分の場合、特定の分野で検索順位が高かったため、クローズドASPから広告掲載の打診があったものと推測されます。
 
 各クローズドASPの確定報酬の累計額は以下の通りです。取引期間が少ないこともありますが、多くはないですね。

  • f社 43,538円(2013年6月~)
  • s社 25,500円(2013年7月~)
  • w社 28,000円(2013年10月~)

 他の大手ASPに比べると取り扱う広告数が少ないので、どうしても収益額が少なくなる傾向があります。また、大手の広告主も、クローズドASPではなく、大手ASPに流れる傾向があると思われます。もちろん、自分の乏しい経験をもとにした推測にすぎないので、超大手のクローズドASPが存在する可能性はありますが、残念ながらそのようなクローズドASPと取引したことがないので…
 
 クローズドASPと取引するまでは「特別な広告ばかりを取り扱っているASP」という幻想を抱いていました。大手ASPで取り扱っていない独占広告や、他のASPより高単価の広告などです。
 現在取引のある3社のクローズドASPにも、そのような「特別な広告」は存在しますが、ごく少数に過ぎません。その上、そのような「特別な広告」を確定報酬に結び付けるのは、かなり難しいのです。少なくとも自分の場合、大きな成果が上がっていません。大手ASPの「普通の広告」を掲載する方が、何倍何十倍も稼いでいるのです。
 
 ただし、2013年10月から取引の始まったw社というクローズドASPだけは、今後、月10万円100万円単位で収益をあげる可能性があります。これはw社が特定の分野に物凄く強く、幸いにも自分が運営するサイトとの相性がいいためです。でも、未来の話なので、どうなるかは全く分かりませんが。

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